調音パネル
置くだけで、室内をよい音の響きに「調音パネル」
楽器やオーディオを「よい音」で楽しみたいと考えるとき、音源の楽器や装置本体の音の良さと同様に重要なのが、その空間の「響き」です。
しかし、「響き」を整えるには、音響素材や建築音響に関する知識とノウハウが必要ですので、一般の方にとっては、とてもハードルの高い領域になります。
ヤマハ音場コントロール技術「調音パネル」は、音響に関する専門知識を必要とすることなく、簡単な設置で確かな効果を得ることができるように開発された音響部材です。
楽器周辺・スピーカーの背後・壁などに設置するだけで、「響き」の量と周波数バランスを整えるので、楽器は本来の音色で響き、オーディオはソースが持つ情報が最大限に引き出されるようになり、より良い音の環境をつくりだします。
また、パネル厚わずか3cmという薄さは、小空間で使用しても、空間の広さを損なうことがありません。
「調音パネル」の種類
『TCH』
高さ90cm、付属の金具で壁に取付可能、コンパクトながら音響障害のないクリアで心地よい音響空間をつくります。カラーはホワイトのみ。
『ACP-2』
「TCH」より高さを30cm拡張して120cmとすることにより、制御音域をさらに低い音域(80Hz)まで拡張しました。アップライトピアノやトールボーイ型スピーカーと組み合わせての設置もおすすめです。カラーバリエーションは3種類、付属の自立スタンドもしくは取付金具で設置できます。
「調音パネル」の特長
1.「吸音」と「散乱」を最適なバランスにコントロール
ヤマハ独自のパネル構造により、80※~4000Hzの広い帯域でほぼ平坦な吸音特性を発揮。散乱性能も併せ持っているため、一般的な吸音材では得ることができない、音響障害のないクリアで心地よい音響空間を実現します。※TCHは125~
2.わずか3cmの薄さで、省スペースに設置可能
これまで、およそ70cmの厚さを必要としていた低音域※の響きの制御が、わずか3cmで可能となるため、部屋の広さを有効に使えます。※80Hzまで
3.スタンドで自立もしくは金具で取付可能な簡単パネル
適切な音場空間づくりに必要だった大がかりな工事が不要。スタンドで自立もしくは金具で取付可能な音響部材です。
※自立スタンド付属(ACP-2のみ)。
※取付金具付属。別途取付費用が必要となります。店舗までご相談下さい。
4.3種のカラーバリエーション
人気の高いホワイトをはじめナチュラル・ブラウンと、リアルウッド仕上げを含む3種類のカラーバリエーションをご用意。設置場所の雰囲気に合わせた質の高いコーディネート性を持たせました。
※ナチュラル・ブラウンはACP-2のみ